美姿勢スペシャリスト☆KEIKO☆


美姿勢スペシャリストを目指しているスイミングコーチです。

初心者からバラフライまで教えることができます。
競泳コースは教えたことがありません。
アクアビクスなどの水中運動、ベビースイミングは指導できます。
英語も少し話しますので外国の方も教えたことがあります。

水泳やアクアビクスは治療ではありませんが水中療法という考え方があります。
病院や整骨院では改善しない痛みがプールで動かすと楽になる人がたくさんいる反面、逆にちっとも良くならないと言う人もいます。

それでスタジオでのエクササイズの勉強も始めま

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骨盤エクササイズと骨盤底筋トレーニング

「骨盤」と名の付くエクササイズはたくさんあって、そのエクササイズによって内容が違います。なのでこれは私が行っているレッスンの内容についての話になります。骨盤は、骨です。「骨盤エクササイズ」では、骨盤を支える筋肉の柔軟性を増したり、筋力を高めながら、左右差であったり前後差のある骨盤の傾きを健康な位置に戻していくエクササイズになります。私の行っている「骨盤エクササイズ」では、このように骨盤を健康な位置に戻すだけでなく、元に戻らないように正しい姿勢を体に覚えこませたり、姿勢の崩れない綺麗な歩き方の練習や、部分痩せトレーニングなど、さらに綺麗になるためのエクササイズが含まれています。(セルフデトックスもね)「骨盤底筋」は、骨盤の底にある筋肉です。なので、「骨盤」についている筋肉であり、「骨盤のエクササイズ」には「骨盤底筋トレーニング」も含まれてきます。「骨盤底筋トレーニング(エクササイズ)」というのは、特別にその部分に注目してさらに効果を高めるエクササイズで、「骨盤」は「骨盤底筋」ではありません。もちろん「骨盤底筋エクササイズ」を「骨盤エクササイズ」というのは間違えではありませんし、併用してどちらもトレーニングすることで、さらに高い効果が期待できるのはいうまでもありません。

まずやりたいこと

骨盤底筋を鍛えて尿トラブルを予防改善していくうえでまずやりたいことは、①お腹を柔らかくする。(呼吸練習も含めて)②内臓を持ち上げる。(重力を利用する)③意識して締めるコツを掴む。(自分の一番ピンとくる方法を見つける)だと思う。これって、姿勢を良くするためにも大切なこと。もちろん、生理も楽に迎えられるようになるし、お通じも良くなる方法でもある。お腹が柔らかく動かせるようになれば、背骨も柔らかく動かせるようになるし、お腹を柔らかく動かすために背骨を柔らかく動かす運動もしていく。お腹が柔らかくなれば呼吸も深くなるし、呼吸が深くなればお腹も柔らかくなる。お腹が柔らかくなればお通じも良くなるし、お通じが良ければお腹は動かしやすくなる。こんな具合に、何かが良くなれば、他の何かも改善される。女は子宮を抱えているし、男のような長い管は持たないし、膣がある。妊娠出産のダメージを受けることもあるし、男よりさらに努力が必要かもしれないけど、生理がある分、手応えも感じとりやすくわかりやすい。年齢を重ねると、呼吸は浅くなりお腹は固くなる。体全体の筋肉量も減って動かしにくくなっていく。「動かさなければ動かなくなる。」そういうことを身をもって知っている。動かしていけばどうにかなるものだと思う世代が、「無理は利かないことを知ってだましだましやっているのよ」と言い始めるのは見ていてちょっとつらいが、その段階はまだ私には想像できない世界なんだろうと思う。「井上コーチはまだ若かもん」ってそういう意味だ。まずやりたいこの3つの事ができるようになるまでどのくらいかかるのか、30代までは結果が出るのが早いようだ。20代30代は体力がないと言いながら、体の組織は十分弾力性があって健康で若いから反応がいいってことなのか。生活の中に運動を取り入れてきた人とそうでない人の差が出てくるのは、40・50を過ぎた頃からかな。60過ぎてプールに来る人たちが口をそろえて言うことは、「もっと早くプールに来ていればよかった」。骨盤底筋のエクササイズは早く取り組んで生活の習慣にしていった方がいいはずなのに、私はいったい何をグズグズしているんだろう。。。

エクスベントレー

骨盤が正しい位置に収まって、綺麗な姿勢で一日を過ごすことができるだけじゃなくて、呼吸も深く心持も穏やかで、自然のリズムに調和することができて初めて骨盤エクササイズなんだろうなぁ。と私は思っている。昔、アクアビクスって言葉がなかった頃、水中エアロビクスって言ってた時期がある。エアロビクスを水中に降ろしたものと、水中体操に曲をつけたものと二つのタイプがあった。膝を持ち上げるときにカウントするか、足を床に降ろしたときにカウントするか。音の速さに合わせて動こうとすることで強度を上げるか、自分の動くスピードに合わせてBPMを選んで気持ちよく動くか。いろんなネーミングのアクアビクスがあって、どれも特色があり、それぞれに面白い。そもそもエクササイズとか運動って競技のように甲乙つけるようなことではなくて、いいところがあれば悪いところもあり、どんなに体にいいとわかっていても同じ事ばかり続けているとどこかにシワ寄せはあるもので、その時の自分がやりたいこと、好きなこと、やった方がいいなと思うことを選んでやっていくのが一番だと思う。競泳はわかりやすい。その年のオリンピックで一番早かった選手の泳ぎが正しい泳ぎ。だけど記録は塗り替えられ、泳法は変わる。しかも日本人には日本人に合った泳法があって、そのうえ同じ日本人でも体型や体力、育った環境や性格とかその他諸々、みんな違う。自分に一番合ったもの。自分が一番わかりやすいやり方。自分が一番効果が出ると思えるもの。たとえそれが少数派でも、今の自分に一番合ったもの、好きなものを選ぶ。いいとこどりをしていこう(*^^*)

綺麗な人

尿漏れ対策としてエクササイズをするとき、すでに尿漏れのある人、そこまではないけどクシャミでドキッとしたことがある人、産後尿漏れがあったけど今は平気な人、妊娠も出産も経験のない中学生だけど縄跳びで尿漏れしちゃった人。取り組む段階でかなり個人差がある。加齢によって全身の筋肉量も変化するし、カラダのあちこちが緩んだ状態になったり、普段あまり使って来なかった筋肉もあるだろう。右利き左利き。手だけではない、左右の視力の差、いつも重心を置いている利き足はカラダの使い方をアンバランスにし、歪みをつくる。さらにそこに、歩き方の癖があったり、意識しないで過ごしてきた姿勢が、カラダの痛みを引き起こす原因になったり、意識しないで使える状態にしておきたい筋肉が使えない体勢にしている可能性だってある。だから姿勢はとても大切なんだ。意識してお腹が動かせない人は呼吸の練習から取り組むのがいい。便秘とおさらばして腸活を始める必要もあるかもしれない。食生活を見直さないと運動だけでは改善がみられない人もあるかもしれない。排便排尿のコントロールを担う骨盤底筋が、肥満や内臓下垂によって酷使されていれば、いつもお腹スッキリ痩せ型の人よりさらなる努力が必要だ。だから、内臓を持ち上げる取り組みも必須。内臓を圧迫する猫背は直した方がいい。猫背は呼吸を浅くし、お腹の活発な動きを妨げる。逆立ちや骨盤高位の時間をマメに取って重力に対抗しなければならない。だって元々人間は四つ足歩行をする生物で、その分余計に骨盤底筋に負担を与えているのだから。二足歩行をすることでヒトの骨盤底筋はより頑張らなければならなくなってしまったのだ。筋力だけじゃない。骨が弱るように靭帯だってノビノビになって弾力性を失っている。そこを少しずつコツコツ若返らせて支える力を取り戻していきたい。お肌が若返っていくように。・・・できるのか。やってみるしかないでしょ。綺麗な方がいいものね。尿漏れ対策って、そういう感じのエクササイズ。毎朝、毎晩、歯を磨いて顔を洗って、化粧水をつけ保湿するのと同じ。毎日リセットしてお手入れする。お肌のお手入れは、きちんとやっていれば一回くらいやらなくても平気だけど、突っ張ったりカサカサしたり、やっぱりきちんとお手入れしなくちゃだめだなって気づく。やってる人は美しい。選ぶ化粧水は人によって違う。しっとりタイプが合う人、さっぱりタイプが好きな人。どんなにお店の人が勧めても、結局は自分で選ぶ。店も商品も自分で選ぶ。それと同じこと。美しい人はちゃんとやっている。高いお化粧品を使って綺麗な人もいれば、「安い化粧品をジャンジャン使うのよ」と教えてくれる専門家だっている。「あの人がこう言ったから」「高い化粧品使ってるから」言い訳したり人のせいにしているうちは綺麗になれない。自分で選ぶ。やってみる。綺麗な人は好きですか?私は大好き(*^^*)