まずやりたいこと

骨盤底筋を鍛えて尿トラブルを予防改善していくうえでまずやりたいことは、

①お腹を柔らかくする。(呼吸練習も含めて)

②内臓を持ち上げる。(重力を利用する)

③意識して締めるコツを掴む。(自分の一番ピンとくる方法を見つける)

だと思う。


これって、

姿勢を良くするためにも大切なこと。


もちろん、

生理も楽に迎えられるようになるし、

お通じも良くなる方法でもある。


お腹が柔らかく動かせるようになれば、

背骨も柔らかく動かせるようになるし、

お腹を柔らかく動かすために背骨を柔らかく動かす運動もしていく。


お腹が柔らかくなれば呼吸も深くなるし、

呼吸が深くなればお腹も柔らかくなる。


お腹が柔らかくなればお通じも良くなるし、

お通じが良ければお腹は動かしやすくなる。


こんな具合に、

何かが良くなれば、

他の何かも改善される。


女は子宮を抱えているし、

男のような長い管は持たないし、

膣がある。

妊娠出産のダメージを受けることもあるし、

男よりさらに努力が必要かもしれないけど、

生理がある分、

手応えも感じとりやすくわかりやすい。


年齢を重ねると、

呼吸は浅くなりお腹は固くなる。

体全体の筋肉量も減って動かしにくくなっていく。

「動かさなければ動かなくなる。」

そういうことを身をもって知っている。


動かしていけばどうにかなるものだと思う世代が、

「無理は利かないことを知ってだましだましやっているのよ」

と言い始めるのは見ていてちょっとつらいが、

その段階はまだ私には想像できない世界なんだろうと思う。

「井上コーチはまだ若かもん」

ってそういう意味だ。


まずやりたいこの3つの事ができるようになるまでどのくらいかかるのか、

30代までは結果が出るのが早いようだ。

20代30代は体力がないと言いながら、

体の組織は十分弾力性があって健康で若いから反応がいいってことなのか。


生活の中に運動を取り入れてきた人とそうでない人の差が出てくるのは、

40・50を過ぎた頃からかな。


60過ぎてプールに来る人たちが口をそろえて言うことは、

「もっと早くプールに来ていればよかった」。


骨盤底筋のエクササイズは早く取り組んで生活の習慣にしていった方がいいはずなのに、

私はいったい何をグズグズしているんだろう。。。


美姿勢スペシャリスト 井上圭子

自分の時間を大切に過ごしましょう。

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